自分に合うシャンプー使えてますか?
ドラックストアや通販などシャンプーは、種類が豊富で何を基準に選べばいいのか難しいですよね。
今回は、数多くの中から自分に合ったシャンプーを見つけるための選び方のコツをご紹介。
また、シャンプーの種類や特徴、市販で人気のシャンプーについても解説します。
選び方を参考に自分にぴったりのシャンプーを見つけて、美髪を目指しましょう。
シャンプーの種類と特徴:そもそも種類ってあるの?
市販のものから美容室専売品まで、たくさんの種類があるシャンプーですが。
配合している洗浄成分のタイプによって基本として3種類に分けられます。
アミノ酸系:シャンプー
◆アミノ酸系
洗浄成分として、「ヤシ油脂肪酸」や「ココイルグルタミン酸」などアミノ酸系の界面活性剤を使っているのがアミノ酸系シャンプーです。アミノ酸は人の肌や髪を作るタンパク質を構成している物質なので、頭皮や髪にやさしく刺激が少ないと言われています。
高級アルコール系や石けん系のシャンプーと比べて洗浄力が穏やかなので
頭皮が乾燥しやすい方やマイルドな洗い心地が好きな方オススメ。
◆デメリット
アミノ酸系シャンプーはマイルドな洗浄力が特徴ですが、頭皮がベタつきやすい脂性肌の方や整髪料を多く使っている方などは、頭皮の汚れや皮脂を十分に洗浄できない可能性があります。
さっぱりとした洗い上がりが好きな方にも、あまりおすすめできません。また、アミノ酸系シャンプーを初めて使う場合、泡立ちにくさを感じることも。シャンプー前のブラッシングや予洗いをいつもより丁寧に行うことが、上手に使う秘訣です。
高級アルコール系:シャンプー
◆高級アルコール系
高級アルコール系のシャンプーは洗浄力が高く、髪と地肌をさっぱり洗い上げられることが特徴です。
洗浄成分として、「ラウリル硫酸ナトリウム」や「ラウレス硫酸ナトリウム」といった石油由来の合成界面活性剤が配合されています。
モコモコのボリューミーな泡が素早く立つので、泡立ちのよさを重視したい方にオススメです。
ドラッグストアなどでも多く市販されていて、比較的リーズナブルな価格で購入できるのもメリットです。
◆デメリット
しっかりとした洗い心地が魅力の高級アルコール系シャンプーですが、髪質や肌質によっては向かないケースがあります。
洗浄力の高さから、必要な頭皮の皮脂や髪の潤いまで洗いすぎてしまう可能性があります。
そのため、頭皮や髪がカサつく乾燥肌や敏感肌の方は避けるのがマストです。
乾燥肌・敏感肌の方は、洗浄力が穏やかなアミノ酸系シャンプーや、石けん系シャンプーがオススメです。
石けん系:シャンプー
◆石けん系
石けん系シャンプーの洗浄成分は、動物性や植物性の油脂から作られる「石けん」
成分表示には「石ケン素地」などと記されており、高い洗浄力と豊かな泡立ちが特徴です。
天然由来成分をベースにシンプルな素材のみで作られているため、人にも環境にもやさしいといわれています。
さっぱり軽やかな洗い上がりが好きな方、手荒れや肌荒れが心配な方におすすめです。
◆デメリット
肌にやさしく高い洗浄力を持つ石けん系シャンプーですが、弱アルカリ性であるため、使用後はキューティクルが開いて髪がきしみやすくなるというデメリットがあります。
液性が弱アルカリ性なので、使用後は必ず「酸性リンス」を使って弱アルカリに傾いた髪を中和してください。
パーマやカラーリングをしている方、しっとりなめらかな洗い上がりを求める方にはあまりおすすめできません。
また、洗い流しが不十分だと髪の表面に石けんカスが残ってごわつく原因にも。洗い残りを防ぐために、泡がなくなるまで入念にすすぎを行ってください。
シャンプーの種類別まとめ
| アミノ酸系 | アルコール系 | 石けん系 |
泡立ち | 〇 | ◎ | 〇 |
価格 | 普通 | 安い | 普通 |
洗浄力 | 優しい | 強い | 強い |
洗い上がり | しっとり | さっぱり | さっぱり |
さっぱり重視であれば”高級アルコールシャンプー”
しっとり重視であれば”アミノ酸系シャンプー”
上記が、オススメですが、カラーやパーマ、乾燥肌、敏感肌など自分のタイプに合ったシャンプーを選びましょう。